建築模型制作後の写真撮影時に意識するべきポイントとは?

公開日:2022/05/24  

写真撮影

建築模型とは、図面やデータで作成した建物のイメージ像のことであり、建築を行うにあたって光の具合や動線を理解するのにとても役立ちます。建築模型を制作した後には、写真撮影をしてイメージを記録に残すことも重要です。この記事では、建築模型作成後の写真撮影の目的や必要なもの・ポイントまで詳しく解説します。

建築模型の写真を撮影する目的

建築模型は、建築デザイナーが顧客の思い描いている建物の理想像を言葉から把握し、模型として視覚化することによって情報を明確化する役割を担っています。建築模型があることで、建築デザイナーも建物の構造や、完成シミュレーションをイメージの相違なく、顧客に説明できるので必要不可欠なものです。通常、建築模型が完成したら、写真撮影を通して記録に残したり、細かい部分の説明に使用したりします。

建築模型の写真を撮る必要はあるのか?

「模型があるのだから、写真まで撮る必要ないのでは?」と考える方は少なくありません。建築模型の写真を撮る大きな利点は、見せたい角度・空間に焦点を合わせて伝えることができるということです。模型を見る視点は、外観が気になる人もいれば、内装が気になる人・間取りに注目する人など、個人の関心によって異なります。そのため、何枚かに分けて写真を撮ることで、製作者がとくにこだわった部分をクローズアップして、伝えることができるのです。

建築模型の写真を撮影する際に必要な準備

建築模型を撮影し、記録に残すためには「カメラ」「三脚」「背景」「照明」「画像編集ソフト」の5つが必要になります。よりクオリティの高い写真が撮影できるように、これらの道具はあらかじめ揃えておきましょう。

カメラ

撮影のためにはカメラが欠かせません。デジタルカメラか一眼レフを用意しましょう。とくにこだわる必要はない・あまり費用をかけられないという方は、デジタルカメラでも充分に撮影は可能です。

しかし、プロ仕様の画質やクオリティに関心がある方は、一眼レフを使用しましょう。いずれにしてもカメラの性能を理解し、良質な撮影をすることが、一番大切なポイントです。

三脚

カメラを手に持って撮影すると、ブレてしまう可能性があるため、三脚を使ってカメラを固定します。カメラを固定することで、模型の細かな微調整もスムーズに行えます。

背景

あまりこだわる人が少ないのが「背景」です。背景がごちゃごちゃしていると、写真を見る人の気が散ってしまい、建築模型に焦点を当てることができません。そのため、シンプルで光沢のない布や暗幕を用意しましょう。背景の色によって模型のイメージも変わってくるため、何パターンか背景を変えてみて、後からもっともイメージに合うものを選出するのも一つの手です。

照明

建築模型を綺麗に撮影するために、照明を取り入れましょう。元々明るい部屋に無理に取り入れる必要はありませんが、なかなか日光が入らない部屋で撮影する場合は、必須アイテムになります。また、イメージ図として日光がどのように建物を照らすのかなどの基準にもなります。

画像編集ソフト

建築模型の写真が撮れたら、画像編集ソフトを使って画像の修正を行います。微妙な色や角度などの調整を行いましょう。とくに、模型と背景や地面の色がはっきりと分かれていない場合に、編集ソフトを使えば影やハイライトをつけて差別化できます。有名なソフトの中では「Photoshop」の使用が、比較的初心者にもわかりやすくおすすめです。

建築模型の写真を撮影する際に意識するべきポイント

建築模型の写真をうまく撮れば、デザイナーが建物の説明をするときに、顧客の視線を見せたい位置に誘導させることができます。建築模型を撮影するときに注意するべきポイントは、主に「構図やアングル」と「ライティング」の2つあります。

構図やアングル

建築模型を撮影する際は、構図や角度に注意する必要があります。真正面から撮影した場合、のっぺりとした印象となってしまい、あまり魅力的に写りません。また、余白がない写真は、圧迫感を与えてしまう恐れがあるので、余白の確保が必要です。全体のバランスを見てベストな構図や角度を見つけ出し、写真撮影ができるように心がけましょう。

ライティング

ライティングとは、光の様子のことを指します。ライティングは建築模型の写真撮影において、非常に重要で建物のイメージに直結します。照明などを用いて光の具合をコントロールし、デザイナーが意図する建物のイメージに合うように写真をとりましょう。照明を複数用いると、影ができて立体感が生まれます。

 

建築模型は、建物の製作者が顧客の理想像を言葉から汲み取り、図面やデータに起こして視覚的に情報を伝えることができます。建築デザイナーのこだわりのポイントを相手に見せるためには、写真撮影で視点の誘導を行う必要があります。必要なものを揃えて、構図やアングル・ライティングに気をつけながら、建築模型を撮影しましょう。

 

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